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数回咳き込んだあと大きく息を吐きながら
旅立っていきました。18才でした。
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2年前からはオムツ生活になりました。
一昨年の10月に一度癲癇を起こし、先生からは
もう寿命のような事を言われましたが、その後は
癲癇を起こす事もなく、穏やかに過ごしてはいま
した。意思疎通はまったくとれず、目は見えず
耳も聞こえず、ただ毎日が過ぎていくだけでしたが
そんな時間でも愛しかったなぁ。

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日に日に痩せていくのは心配でしが、最後まで
食欲旺盛でガラコロと家の中を回っていました。

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出会った頃、まだ幼犬にも関わらず
当時は譲渡不可能とみなされ殺処分寸前に
仲間にレスキューされました。
手厚く保護をされて、預かりさんを数カ所回り
譲渡したら手に負えないと言われ出戻り、
訓練所を経ましたが変わらずパワフルに戻って
覚悟を決めて我が家に迎え入れました。
暴れん坊との意味もあるバスターの名前は
レスキューした仲間のご主人が名付けました。
若い頃は水道屋さん、ご近所さんを噛んだ事も
ありましたっけ?鉄のケージに入れておくと、不在
していた数時間後には何故か1mもケージごと移動
させている圧巻の暴れん坊でした。

晩年になっても一体何を考えているのか、おやつを
チラつかせないと近寄ってもくれない本当に難しい
犬でしたが、
預かり受けた犬猫に対しては優しかった。
優しい犬でした。

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人間に例えたら90 過ぎだと思います。
寂しさはありますが、悔いはなく共に過ごせた
時間を大切に抱えて生きていきます。