天候悪い中、家でゴロゴロしていても時間がもったいない!

となり、9時に宮崎を出発して東九州自動車道に乗りました。

日向に入る直前まで大分の地酒フェスタに行くか、迷いましたが

まだ一度も足を踏み入れたことのない椎葉村へ 。

うろちょろ好きの私が県内で唯一ここだけ!椎葉村だけは未開の地だった訳です。

月刊パームスによると4日は椎葉銀座さるくというイベントが開催されている模様。

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途中大雨に見舞われながら、3時間かけて、なんとかお昼に到着しました。

遠かった・・・!

ですが、ダムや渓谷の景色、原生林。晴れていたら目にも体にも最高の森林浴ドライブですよ。

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ここに800年以上前、平家の落人が集落を築いたのですが、私がひきつけられたのは

石垣の美しさ。田畑や資源は大変な思いをされて子々孫々に伝承されてきたものばかりで、

おそらくこの地域の方々は現代になっても都会より不便を強いられているはずですが、

不便でも豊かな暮らしがここにあると感じます。

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話はGWイベントである椎葉銀座さるくになりますが・・・。

辛口と思わないでくださいね。

まずは受付に誰もいない。

次にお昼なので入店しようとした食堂で「今日は無理です」と断られてしまい、

往復100m位商店街をさるいてみたものの、猪と書かれている露店は

終始ヤマメ?川魚を焼かれていましたし、草団子を焼かれているお店は

30分かかりますと言われてしまい、ようやくありつけた山菜の天婦羅も

「少し待ちますが良いですか?」と。

決してお客さんが多い訳ではないのに、いやこの日のこの界隈ではキャパが越えていたのかも?

知れませんが、スタンプラリーを集めましょうと言われても

満足にゲットできたのは豆乳プリンと、山菜の天婦羅だけ!

おまけに小雨の降る中では長居できる場所もありません。

なんだろう?

もったいない^^;

各お店1.2品同じものばかり出されていたり、

お店のどこもお声かけ「いらっしゃいませ」をされていなかったし、

ダラダラさるいてみただけで終わりました。

だめもとで鶴富屋敷にあがってみれば、意外や意外で空いていました。

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郷土御膳1450円頂きました。

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椎葉の蕎麦は別格です。

急斜面の山で焼き畑農法されている貴重なお蕎麦です。

椎茸のお出汁も美味しい♪

あとは菜豆腐,こんにゃく、山菜類。

柚子胡椒と柚子味噌も持ち帰りたい美味しさです。

ごちそうさまでした。


昼食後は楽しみにしていた仙人の棚田へ~

地図にあるように、険しい山道は予想していましたが、

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離合できないような道が20分続きます。

椎葉村役場にお願いしたいですが、観光シーズンには離合対策で

仮設の信号を数か所つけるか、対策ができないでしょうか?

今後高齢化も進み、安易に登ろうとしたら危険な場所も多くあり、

また雨のせいか小さな落石も数か所。

下り時には運転女性2名とすれ違いましたが、こちらがかなり難儀して

のぼり道バックするという冷や汗をかきました。


とはいえ、

たどり着いた時の喜びは最高!

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仙人の棚田。 椎葉のマチュピチュ。

晴れていたらどんなに良かったか。

圧巻の景色の先にはきっと仙人が暮らしています。(多分)

一度は観に行く価値があると思いました。